狭小住宅の施工について
- 狭小住宅の施工。軸組工事について
- 狭小住宅の施工。壁・床・建具について
- 狭小住宅の施工。構造について
- 狭小住宅の施工計画は万全か?
- 狭小住宅の施工チェックの仕方
- 狭小住宅の施工と施工業者
狭小住宅の施工について
狭小住宅を含む一戸建ての施工
これから建てる狭小住宅を含む一戸建ての施工はここをチェック!
狭小住宅の施工基礎
契約してから建てる狭小住宅は工事の経過をじっくり観察できるのが最大のメリットと言えます。
安心して住むためにその機会を最大限に生かす努力をしよう。
施工会社が有名な大きな会社だとしても、実際に建てるのは下請けや孫請けというのが常識です。
ネームバリューなどは当てにしないほうが無難といえます。
一般的な施工工事の流れ
実際の狭小住宅の工事の進行は施工会社に確認しておきましょう。施工会社の担当者に工程表をもらっておくと良い。
狭小住宅の施工する上で最初の重要な時期は基礎工事です。
工事はまず基礎が入る部分の土を掘ったあと、砕石を入れて地盤を固める所から始まります。
しっかり突き固められていないと安定しないのでよく確認。
基礎はあなたがやっとの思いで施工にこぎつけた狭小住宅の土台になるわけです。
基礎工事をしっかりやらないと、5年もすると家が傾いてきてしまうことも考えられます。
狭小住宅の施工土台
狭小住宅の施工の中で肝になる基礎工事
次に、捨てコンクリートを流して平らにします。そして鉄筋を組み、型枠をはめて基礎コンクリ ートを流します。
鉄筋はコンクリートを強化してひび割れなどを防ぐ役割をしますが、
床下換気 口のまわりや建物の隅部は二重に配筋するなどの袖強が必要です。
狭小住宅の肝。施工の段階で基礎工事部がきちんとできていれば大丈夫です。
型枠をはめたあと、養生期間をとって外します。これで基礎ができあがりますが、コンクリートがしっかり固まっているか、
ひび割れはないかを見て、基礎の高さや幅が設計図どおりになっているかをメジャーで確認しましょう。
土の中に埋まるフーチングの部分まで見ておくことが大切です。
フーチングとは、底の部分を言います。土台は基礎に埋め込まれたアンカーボルトで固定されます。
一定の間隔でアンカーボルトが並んでいることを確認し、建物の隅部に注目します。
隅部は構造上ポイントになるとこ ろなので、なるべく隅に近いところをアンカーボルトで固定 する必要があります。
筋交いが取り付けられる柱の付近も同様です。ネジがしっかり締まっているかも要確認。
また土台は1本では長さが足りないところは、木材同士を 上下に重ねてつなぎます。
つなぎ目は弱いところですから、上になっている木材をつなぎ目に近いところでアンカーボルトで固定します。
そうなっているかを確認。またつなぎ目が 床下換気口の上にくると支えるものがなくなってしまいます。
もしそうなっていたら修整や補強の必要があります。
狭小住宅を長持ちさせるの施工
丈夫で長持ちする狭小住宅の施工条件
狭小住宅の土台
狭小住宅の土台は基礎の上端に乗って、柱や筋交いを固定する役割をします。
地面に近いところにあるだけに、木材そのものに対して、湿気に強い処理をしておかなくてはなりません。
防腐処理をした土台用の木材があり、それを使うことが多く、ヒノキやヒバなど
もともと湿気・シロアリに強い木材はそのままでもOKです。JISやJASの規格品です。
しかしこの場合、木材の中心部である心材とか心持ち材でなければ強いとはいえません。
狭小住宅の柱
柱の場合、ある一定の太さが必要になります。3寸 4寸角のものが一般に多く用いられています。
柱には、通し柱、管柱があります。構造を支える柱は通し柱と管柱です。通し柱というのは1、2、3階を支える柱です。
管柱は各所分の柱をいいます。これらの柱のうちでも、建物の隅にくるものが構造上はポイントとなります。
この ため通し柱は隅にしか用いられません。通し桂には12四角が望ましいと言えます。
1階と2階と3階の間で梁と接合するための切り込みが生じるので、なるべく太くしておいたほうが安心です。
公庫の耐久性仕様(一般的な一戸建て住宅・35年返済適用)では、隅柱は12四角、通し柱は13・5四角以上と規定しています。
通し桂についてはヒノキやヒバ、杉など耐久性のある樹種なら12四角以上でよいとしています。
しかしこれらの樹種は値段も高く、狭小住宅建設コストが高くついてしまうため、
一般にはベイツガなどの輸人木材が多く用いられています。
狭小住宅の施工と筋交い
狭小住宅を建てる上で、施工さえきちんとされていればとくに問題はありませんが、
逆に材料が良い物を使っていても施工が雑だと欠陥住宅になってしまいまう。
筋交い
筋交いは柱と柱の問に斜めに入って、水平力に抵抗し、地震などの揺れで柱がゆがまないようにする役割を果たします。
耐震性の要といった存在で、樹種よりはむしろ建物全体にバランスよく配置されていることが肝心です。
最近地震が多く日本列島を震撼させてえいるので、筋交いの役割の大切さがわかってきたと言えるでしょう。
筋交いは建ててしまうと見えない部分なので、設計図での確認が大切でしょう。
住宅金融公庫は融資を受ける住宅に対して一定の性能基準をクリアするよう求めています。
それも35年ローンのきくものは耐久性により厳しい基準を設けています。ここでは木造軸組工法についに多くを述べましたが、
ツーバイフォー工法や プレハブ住宅も同じように35年ローンがきくものは一定の耐久性基準をクリアしています。
したがって耐久性を判断するときには、公庫融資の最長返済期間に着目するのも一つの方法と言えますね。